朝おきて、気温はすでに34℃。
とっても蒸し暑い。
なんか涼やかで、さらっとしたものが食べたいな、
と思って、頭に浮かんだのが、涼麵(りゃんめん)。
で、ホテルからもほど近い「偉富麵館」というお店に行ってきました。
【涼麵(小)40元。(140円ほど)】
日本の「冷やし中華(冷麺)」と似ているけど、
ちょっと違うこの「涼麵」。
キンキンに冷えているわけでもなく、
具も細切りのきゅうりだけ。
でも、たっぷりかかったゴマだれが、
蒸し暑さに、はや、ぐったりした身体に
ばっちり効きました!
ほどよくニンニクが入っていて、これが、また、食欲をかきたてるんです。
歯応えのある麵もいい。
麺・キュウリ・ゴマだれ、というシンプルな組み合わせ。
お店によってかなり味の違いがあるそうです。
隣のテーブルで食べていた台北のOL4人組は、
涼麵にアツアツの味噌汁を合わせていました。
実は、これ台湾の定番の食べ方なんだそうです。
で、夕食は、今回のメインイベント。
フカヒレです!
前々回の台北訪問で、いちどお邪魔した「頂上魚翅燕窩専売店(頂上フカヒレ)」です。
見てください、このフカヒレの大きさ!
(小)で、こんなに立派です。
お値段、 3950元。
鍋でグツグツ、とろっとろっ。
フカヒレの繊維の一本一本がくっきりわかります。
そして、この店人気の「あわびチャーハン」。2750元。
竹の子か、と思ったら、なんとアワビがゴロンゴロン
入ってます。
パラパラッというよりも、ちょっとねっちょりとした食感のチャーハン。
サイドメニューは、シイタケともやし炒め。
この「もやし」が、すごい。
太くて、しゃきっとしていて、筋(すじ)のとおった「もやし」です。
一本一本ちゃんときれいに芽をとった下ごしらえ。素晴らしい!
お店の中は、「頂上」(GOLDEN TOP)というだけあって、キンキラ感がすごい。
奥には、超高級コニャックがずらーっと並べてあったり。
爪楊枝の袋には、「GOLDEN TOP RESTAURANT」の文字が。
出してくれた「おしぼり」の台も金ピカ。
この「頂上フカヒレ」。
超高級店なのに、まるでファミレスみたいな雰囲気。
お客さんが食べている横のテーブルで、従業員が「まかない」を食べていたり。
ドレスコードも一切なし。
みんな、屋台や夜市に行くようなTシャツ姿で、食べに来ています。
「美味しい」という本質こそが、大事なんでしょうね。
台湾のひとたちが、ものを食べてる姿は、
めっちゃ美味しそう。
みんな、食べるの、ほんま、好きなんやなあ。
やっぱり、大阪と似てるかも。
では、
ぼくの好きな台湾のシンガーソングライター、クラウド・ルー(盧廣仲)で
「SLOW SOUL(慢靈魂)」。お聴きください。