雑誌「地域人〜東京島旅特集」の連載「港町ブルース」。
最新号(3/15売り)は、
伊豆大島の「くさやの小宮山」さんです🍀。
くさやを生まれて初めて食べたのは、月島の居酒屋。
衝撃的な体験でした。
少年の日のぼっとん便所(トイレではありません)を思い出しました。
ちょっと恥ずかしいような、他人に見られてはまずいような・・。
しかし、ひとくちふたくちと食べるうちに、
不思議な美味さを感じはじめたのでした🥢
納豆、臭豆腐、鮒ずしと通じあう、
もう、後戻りできない、やみつきになる美味さ。
「くさ美味さ」との出合いでした✨
今回の東京島旅特集で、まず浮かんだのが「くさや」取材でした。
波浮港(はぶみなと)近くで、
奥さま・美代子さんと息子さんの三人でくさや作りに励んでいる小宮山正さんに、「くさや愛」をうかがいました。
* * *
「美味しいくさやになってね」と思いをこめて、
小宮山さんは一枚一枚漬け込んでいくそうです。
「単に漬けるだけでは、よいくさやにはなりません」
くさや液も舐めさせてもらいましたが、
まったく塩辛くありません。
くさや液は抗菌作用もあって、風邪薬や胃腸薬としても重宝されてきたそうです。
なんだか泡盛の花酒を思い出しました。
小宮山さんに教えてもらった「くさやのお茶漬け」
これ、めっちゃおいしいですよ。
ぜひ、お試しあれ🥰