作家・吉村喜彦のホームページ

あけましておめでとうございます🌺
今年は、なにかいろいろありそうな予感。

とにかく健康第一でやっていきたいですね🍀
連獅子1
先日、能「石橋(しゃっきょう)」を観て、
「ニッポンドットコム」に原稿を書きました。
https://www.nippon.com/ja/japan-video/j90106/

      *     *    *

旅を続ける僧が、
中国にある石橋付近に着きます。
そこに、きこりの少年が現れ、僧と言葉を交わし、

●橋の向こうは文殊菩薩の浄土。
●橋は狭く長く、苔でつるつる滑り、3000mの深い谷に掛かって 
 いる。人がたやすく渡れるものではない。

などと教えます。そして、

●ここで待てば、奇瑞を見るだろう。

と告げ、姿を消します。
連獅子2
僧が待っていると、やがて、
橋の向こうから文殊の使いである獅子が現われます。

 香り高く咲き誇る牡丹の花に戯れ、はげしく舞ったのち、ふたたび文殊菩薩の乗り物に戻ります。
「橋」「待つ」「生半可な知識・修行」など
いろいろなメタファーに満ちていると思いました。
連獅子3
この連獅子の舞を観ていて、バリ島のバロンダンスも思い出しました。

 そんなこんなで。
 本年もどうぞよろしくお願いします🥰

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