さて、最初は、アメリカ合衆国に飛びましょう。
アメリカの伝統的なホットサンドイッチといえば、グリルド・チーズ・サンド。
パンにチーズをはさんでフライパンでグリルするだけの、シンプルなサンドイッチです。
使う食材は、パンとチーズとバターのみ。外はカリッ、中はチーズがとろ~り。
これぞ、ふつ〜うの、オーディナリーなアメリカの味です。
作り方は・・・二枚のパンにバターをたっぷり塗って、
バターを塗った面を下にして二枚ともフライパンでこんがり焼きます。
ポイントは、パンの両面を焼くところ。
両面をこんがり茶色にして、チーズを乗せて挟みます。
こんがり焼いたパンにチーズをのせサンド。
ひっくり返して、フライ返しで上からプレスして、出来上がり!
チーズのほかにハムやベーコンをはさむと塩気がプラスされて、ますます美味しくなります。
ピクルスをはさむと、酸味が加わって、またグッド。
あらかじめ火を通しておいたオニオンをはさんでも、いいですね。
半熟の目玉焼きをはさむと、ほっぺたがこぼれ落ちそうなほど、絶対的に美味しいです。
シンプルなアメリカの食の極致のような、グリルド・チーズ・サンド。ぜひ、お試しあれ。
ということで、現在、大ヒット中のブルーノ・マーズ「24K MAGIC」、
そして、アメリカを代表するロックンローラー、ブルース・スプリングスティーンの
「ザ・リバー」。2曲、続けて、どうぞ。
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M1.ブルーノ・マース「24K MAGIC」 3:46
M2.ブルース・スプリングスティーン「THE RIVER」 4:59
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では、今日、最後は、カナダで翼を休めましょう。
カナダ発祥の、いわば伝統料理といえば、「プーティン」。
なんだかロシアっぽい名前ですけど、れっきとしたカナダの料理。
カナダ人のソウルフードと言われています。
この「プーティン」。
大きめのフライドポテトに、肉のうま味たっぷりのグレイビー・ソースと粒状になった
チーズカード(ミルクが凝固した、いわばチーズの原型)をかけたもの。
フランス語圏であるケベック州が発祥の地とされていて、あまりに美味しいので、
あっという間にカナダ全土に広がったそうです。
カナダでは、「プーティン」の専門店もあり、
ファストフードのお店や学校のカフェテリアでも食べられているそうです。
カナダでは、ベーシックなプーティンだけでなく、豚肉や鶏肉、
ベジタリアン向けの野菜などのトッピングの種類も豊富。
値段も安いので、中学生や高校生がおやつ感覚で買って、
友だちとシェアしている姿もよく見かけます。
なんだか、大阪のタコ焼きや、沖縄の天ぷら、みたいな存在の、カナダの「プーティン」。
愛おしい食べものですね。
では、カナダ生まれのジャズ・ピアニストでボーカリスト、ダイアナ・クラールの歌とピアノで、エルトン・ジョンの作詞作曲した「悲しみのバラード・Sorry seems to be hardest word」を聴きながら、今日はお別れです。
ご案内は吉村喜彦でした。
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M8.ダイアナ・クラール「Sorry seems to be hardest word」 4:11
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「24K マジック」
ブルーノ・マーズ
(3分46秒)
<ATLANTIC 7567-86627-3>
「ザ・リヴァー」
ブルース・スプリングスティーン
(4分31秒)
<CBS/SONY 42DP 5244~5>
「ブラザー・アイム・ハングリー」
ジョン・クリアリー
(4分48秒)
<FHQ RECORDS FHQ005>
「サン・ジョルジ」
エルメート・パスコアル
(2分35秒)
<WEA 092741436-2>
「エイタ・ムンド・ボン!」
エルメート・パスコアル
(2分38秒)
<BOMBA RECPRD BOM1140>
「バイラ」
パパ・ウェンバ
(3分05秒)
<ライス CAR-7110>
「心の風景」
フェルナンド・ゴンサーレス
(3分06秒)
<DISCO CARAMBA CRACD-258>
「悲しみのバラード」
ダイアナ・クラール
(4分11秒)
<UNIVERSAL UCCV-1152>