月刊「地域人」第40号の特集「歌の力」に
記事を書かせていただきました。
この号では、
人と人をつなぎ、癒し、励ます「歌の力」を
特集していますが、
そのなかで、ぼくは、二つの土地を訪ねました。
まず、最初にお邪魔したのが、沖縄の宮古島。
唄者・與那城美和(よなしろ・みわ)さんの
歌への思いをインタビューし、美和さんの島での活動をうかがいました。
宮古島には、たくさんの神さまがいらっしゃいます。
神さまと人とをつなぐ歌をうたう美和さんは、
歌の基本は、「神歌」だと言います。
そんな美和さんは、
内地から移住してきた人や沖縄本島から転勤でやってきた人たちに、
歌と三線を教えています。
「結の音(ゆいのね)」という唄三線倶楽部を取材しました。
題して「歌えば、ミヤコ」。
もう一カ所、青森県の西端の町・深浦(ふかうら)で
「うたごえ」イベントをしていらっしゃる
佐藤英文(さとう・えいぶん)さん、佐藤英子(さとう・えいこ)さんを訪ね、
おふたりのお話をうかがいました。
そして、そのイベント「深浦のうたごえ」を取材しました。
なんと、泊まりがけでホテルを借りきって、200人以上の人が、
全国から津軽の深浦までやってくるそうです。
仙台からバスを1台借りきって、やってこられる方々もいらっしゃいました。
ことし16回目を迎えたそのイベントの様子も書いてあります。
題して、「深浦町で逢いましょう」。
ぜひ、ご一読ください。
あ。そうそう。
表紙のイラストのモデルは、
與那城美和さんです。