日刊ゲンダイ(18年12月6日号)に
『酒の神さま〜バー・リバーサイド3』の書評が掲載されました。
(書評内容)
バー・リバーサイドに久しぶりにアッコこと明子が姿を見せ、
骨折した母親の介護のため、
しばらく五島列島の中通島の実家に帰省していたと、
お土産をマスターの草太に手渡す。
草太は、「爽やかで季節にぴったりのもの」
という彼女のリクエストに応え、
シャンパンと搾りたてのオレンジジュースでミモザをつくる。
彼女は地元タクシー会社のエース・ドライバーだったが、
このところ成績が伸びず悩んでいた。
その原因に心当たりはあるのだが、
自分ではどうすることもできない。
そんなある日、川沿いの道を運転していたアッコは、
路上で動けなくなっていたレース用のハトを保護する。(「サザン・バード」)
店の窓から多摩川を望む小さなバーを舞台に繰り広げられる
ハートウォーミング・ストーリー集。