作家・吉村喜彦のホームページ

5月の連休直前。

渡し船に乗りたくて、久々に大阪に行きました。

大阪市内には、いま、8つ渡し船の航路があるそうです。
甚兵衛渡し・江戸時代の絵
ぼくらが乗ったのは、「甚兵衛渡し」という尻無川(しりなしがわ)を
渡る船。
港区の福崎(ふくざき)と大正区の泉尾(いずお)を結んでいます。
甚兵衛渡しの看板
100メートル足らずの川幅を1分ほどで渡ります。
乗船料は、無料。(大阪市が運営)
渡し船1
渡し船2
渡し船3
渡し船4

通勤通学のひと、病院に通うひと、買い物にいくひと・・・
それぞれの目的で、この船に乗ります。
渡し船お客さん1

たった1分の船旅ですが、
川風がとっても気持ちいい。
水鳥が飛び、魚も川のなかで跳ねたりしています。
渡し船・お客さん2

大正区は、沖縄出身のひとがたくさん住む街。
戦前には、あの嘉手苅林昌(かでかる・りんしょう)さんも住んでいた、
とインタビューしたときに、おっしゃっていました。
たしか、北恩加島の製材所で働いていたとか。

林昌さんも、この渡しに乗ったのかな?
甚兵衛の渡し船
やはり、大阪は「水の都」やなあ、と思いました。
尻無川のシンボル

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