雑誌「地域人」45号に、
土佐清水の「ゴマサバ漁」が掲載されました。
刺身で食べられるという新鮮なゴマサバが売りの土佐清水。
鮮度を保つための工夫をいろいろうかがいました。
サバの身を焼かないように、船の上でも港でも、
魚のからだには一切、手を触れません。
港に着いたゴマサバは、漁師がタモで優しくすくいあげ、
岸壁で待ち受ける漁協職員がそのタモを受け取ると、
活魚槽(水槽)まで、全速力で走って運びます。
土佐清水でh、これを「サバ・ダッシュ」と呼んでいます。
活魚槽では、ファインバブル(微細な気泡)を発生させる装置をつけて、
魚をリラックスさせて、ストレスをとります。
まるで、人間が温泉のバブルで気持ちよくなるみたい。
そんなこんなで、ストレスをとったサバを
スピーディーに出荷。
朝2時から血抜き・神経締めの処理をして、5時には出荷。
東京でも、その日の15時には到着するそうです。
「空飛ぶ清水サバ」は、大好評。
足のはやいサバを追い越すスピードで、サバ・ダッシュをかけて、
鮮度にこだわり抜いた、土佐清水のゴマサバです
パセリの左横にある小っちゃいのは、ゴマサバの心臓です!
コリコリッとしてて、とっても美味しい。
新鮮じゃないと、食べられません。
(6月10日売りの「地域人」46号にも土佐清水のサバの記事、掲載されます。後編です)