岡山県の南東端にある備前市日生(ひなせ)町。
昔から「ひなせ千軒漁師町」と呼ばれるほど漁業が盛んな土地です。
車で町に近づくと、道沿いにぽつぽつとお好み焼き屋さんを見かけるようになります。
牡蠣の入ったお好み焼き「カキオコ」は、いまや、ひなせのご当地グルメとして全国的に有名。
しかし日生を有名にしているのは、
じつは、カキよりも地域全体として漁業に取り組むそのスタンス。
島々に囲まれた閉鎖的な海で、
生態系に配慮した持続可能な漁業を考え、実践しています。
なにより日生が先鞭をつけたのは、藻場(アマモ場)の再生です。
今回、アマモ場の再生とカキ養殖の話をうかがいに
ひなせにお邪魔しました。
日生町漁協直営の魚市場「五味の市(ごみのいち)」では、
「かきフライソフト」を発見!
なんと、刺身しょうゆが掛かってます。
「考えるより、食べてみて」というお姉さんの声にひかれて。
300円。想像以上の美味しさでした。