寿司ネタのなかでも人気の高いアナゴ。
アナゴの産地は数々あれど、
江戸前の「小柴のアナゴ」は料理人からも引っ張りだこの特別な存在です。
その小柴の港は、横浜・八景島シーパラダイスのすぐ近く。まさに大都会の漁業。
小柴での漁師歴41年。
齋田芳之さん(さいたよしゆき)さん(66歳)にインタビューさせていただきました。
齋田さんの第一声は「まずは、アナゴを食べましょう!」
そして、向かったのは「かりんの木」というお店。
白焼き、天ぷら、煮アナゴ。
ふわっふわっの身肉は、ほのかに甘く、めちゃくちゃジューシー。
アナゴのうまみが凝縮されています。
そして、食べた瞬間、「おいしさ」だけが残って、すーっと消えていきます。
ストレスを与えない、やさしい漁法で獲られたアナゴは、
とっても優しい味でした。
そうそう。「柴乃港」という日本酒を合わせました。
なかなか淡麗で、アナゴの脂をさらりと流してくれました。