武蔵野の雑木林を逍遙しました。
武蔵野台地は江戸時代以前は、
ススキやオギなどが一面に生える草原だったそうです。
江戸時代になり、市中に飲料水を供給するため、
1653年に、羽村から四谷まで全長42.74㎞(ほとんどマラソンの距離ですね)の
玉川上水がつくられました。
武蔵野台地でも水を利用できるようになり、大規模な新田開発がおこなわれ、
広い農村地帯が生まれました。
コナラやクヌギを植えて、薪や炭(燃料にする)、
腐葉土(肥料にする)をつくったそうです。
武蔵野の雑木林はこうして生まれました。