作家・吉村喜彦のホームページ

5年ぶりに沖縄に行きました。

コザ(沖縄市)の亡き先輩宅を訪ね、
琉球新報で記者をしていた友人と酒を飲みました。

その友人を紹介してくれたのが、昨年他界された先輩だったのです。
ハイビスカス1
翌朝、沖縄市比屋根(ひやごん)にある「すば処・うゎちち」に。

「すば」とは沖縄そばのこと。
「うゎちち」とは、「お天気」という意味だそう。
うわちち
さて。
このお店のいちばんのウリは、「あぶり軟骨そば」(中 850円)
バーナーであぶった軟骨ソーキが添えられます。
(ソーキとは豚の骨つきバラ肉=スペアリブ)

麵はストレートを選択。(縮れ麵もあります)

豚骨とカツオなどからとった出汁。
飽きのこない、黄金色に透きとおったスープです。
雑味がまったくなく、あっさりとしつつ、うま味とコクがあります。
軟骨ソーキそば
軟骨ソーキは、口に入れるとトロッと溶けます。
開店以来18年間継ぎ足し続けている醤油と砂糖のたれが染みこみ、
品のいい甘みと香りがいっぱいに広がります。
ハイビスカス2

軟骨ソーキに「わさび」をつけて食すと、
これが意外や意外、ものすごく合っています。

麵の硬さといい、スープといい、軟骨ソーキといい、
洗練された極上の味わい。
いままで食べた沖縄そばの中で最上!
ゆし豆腐そば
「ゆし豆腐そば」(中 720円)も「てぃびち」(280円!)も
夢のような味わい。
ティビチ
やさしい味つけのジューシー(ごもくごはん)もめっちゃ美味。

いやあ、素晴らしい。
必ずまたお邪魔します。

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