河川敷は、枯れた草木で、いがいと明るくカラフルなのです。
たそがれ迫る空の色と細く白い月。
そろそろ、お店を開かなければ。
ウイスキーとカクテルの時間だ。
河川敷に長く住む桜三兄弟の冬枯れの景色。
シルエットが美しい。
枯れすすきの原から、多摩川と対岸の二子新地がのぞめる
富士山の向こうに日が沈んで、夕映えが輝く。
夜がやってきた。
さあ、これからお店を開かなければ。
今夜は、どなたがお見えになるんだろう?
(「バー・リバーサイド」マスター・川原草太)