先日(1月25日)、恵比寿にある「ロウリーズ・ザ・プライムリブ Lawry’s The Prime Rib 東京 」
に行きました。
プライムリブとは、特製スパイスを塗った上質な骨つき牛肉を
じっくり焼き上げたアメリカンスタイルのローストビーフ。
以前から「ここのローストビーフは特別」
と聞いていた「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」。
1938年にロサンゼルスで創業したそうです。
ぼくはローストビーフが好きなので、
ロンドンに行ったときも「シンプソンズ」という有名なお店に行きましたが、
はっきり言って、とくに感動というものは覚えなかったのです。
あんまり肉が柔らかくないし、脂っぽかった。
で、はたして、プライムリブはどうなのか、と思いながら、
訪ねたのですが・・・。
予約は、17時。夜の部に一番乗りです。
恵比寿といえば、ビールでしょう。
ということで、まず、エビスのドラフトを一杯。
このふわふわの泡が、とっても優しい。
ビールが美味しいかどうかは、泡で、わかります。
もう、第一印象から、このビールはいいな、と。
で、飲んでみると、するすると入ってくる黄金色の液体は、
ホップの爽やかな香りがきいていて、
いつものエビスよりも、さらに美味しい!
食前のビールがこれだけ美味しいのですから、
期待は高まります。
オーダーしたのは、
The California Cut 180g
The Lawry Cut 380g
いろんなカットがあるそうですが、ぼくらはこの2種類。
分厚い肉なのに、とーっても柔らか。そして、しっとり。
骨の周りが、また、めっちゃ美味しい。(河豚もそうですが)
とにかく、ジューシーで、しっとりとした肉。
ほんとうに
いま、思い出しても、よだれが出てきます。
グリーンピースも美味しい!
フィレンツェのビステッカ屋さんで食べたときと同じくらい、おいしかったです。
一粒ひとつぶが甘くて、しっとりしていました。
肉をあれだけ食べても、まったくもたれず、すっきり。
ほとんど和食のよう。
脂の味がおいしいのです。
ホースラディッシュのペーストと、よく合います。
お店のホスピタリティーも素晴らしく、
食べものの美味しさは、「ひと」なんだと、あらためて思いました。
こちらのプライム・リブ。
病みつきになりそうです。
ちょうど、その日は、
食べもの&お酒好きだった母の誕生日。(生きていたら95歳)
きっと一緒に飲み食いしてくれたと思います。
ちなみに飲んだのは、シャンパン、ピノノワール、メルロ。
食後酒は、カルバドス、どす。